マイホームを購入した後の費用は住宅ローンの支払いだけではありません。
住宅を維持する為の費用や税金が毎年必要となってくるのです。
ハウスメーカーからも説明があるとは思いますが、この支払いを考えた上で住宅ローンの金額を決めた方が良いでしょう。
まず、支払わなければいけない税金で「固定資産税」があります。
土地や建物に掛かる税金の事を言うのですが、建っている地域や家の大きさなどによって金額が違います。
建物の状態などによっては軽減措置があります。
また、「都市計画税」を支払わなければいけない地域もあるので、注意しましょう。
1年分を一括で支払う事も可能ですが、分割でも支払う事が出来るので安心です。
■住宅に掛かる維持費について
次は住宅の維持費についてです。
マンションを購入した場合には、毎月のローンの他に車の駐車代金が別途必要な場合もあります。
その他にも、管理費や修繕積立金があるので毎月支払わなければいけません。
ですが、一軒家の場合は修繕積立金はありません。
ですので家の修理費を自分で積み立てていく必要があります。
住み始めて10年くらい経つと、設備などにも不備が目立ってくる事があります。
外壁なども剥げてきてしまうと劣化が早まってしまうので、塗り替え等のメンテナンスが必ず必要です。
それ以降も、使い勝手が悪い部分をリフォームしたり、老後のためにリフォームを検討していく場合もあります。
その時の為に、毎月ある程度積み立てをしていく事が肝心です。
■引っ越し後の支出について
上記以外にも、重要な支出があります。
それは光熱費です。
アパートなどの賃貸物件と違い、一軒家の場合は家全体も広くなる為、その分電気代が増える可能性があります。
ガスを使っていた家からオール電化の新築に引っ越す場合にも、使い勝手が違うので料金なども違いがあります。
床暖房を使用する家庭も多くなってきましたので、電気代については注意が必要です。
その他にも、通勤や通学の際に掛かるお金もきちんと計算しましょう。
通勤費は会社側が支払う事が多いでしょうが、通学の場合は自己負担です。
引っ越しをした事で、支払う金額が多くなってしまう場合もありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
引っ越しをした後の暮らしの事をきちんと考えてから、マイホームについて色々と決めていく事が重要です。
四日市市の不動産業者でマイホーム購入を検討されている方は、このようなその後の費用についてもしっかり把握しておきましょう。