準備が終わり、いよいよ新築一戸建ての家の工事が始まるとなった時、あとは工事が終わるのを待つだけと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、まだまだやることはたくさん残っています。
特に工事前や施工中はどんなことを行うのか、ご紹介します。
■工事前は必ず近隣の方にご挨拶を
新築を建てる時は工事の騒音などが発生してしまい、近隣住民の方に迷惑をかけてしまう場合があります。
そのため、工事前に必ずご近所をまわって挨拶を済ませておかなくてはなりません。
そうしないと、後々近所付き合いが悪くなってしまう可能性があります。
挨拶回りを行う時期は、施工が行われる10日前程度に行っておくと良いでしょう。
どうして工事が開始されるよりも早く挨拶回りをしておくかというと、挨拶しようと思った近所の方と時間帯が合わず、留守だった場合違う日に改めて挨拶できる余裕を作っておくためでもあり、さらに日程に余裕が生まれることで、近所の方も工事に合わせて日程が立てやすくなるためです。
直前だと工事によって相手側に不都合が現れた時に、対応が難しくなってしまう可能性があります。
そのため、工事が行われる直前ではなく1週間~10日以上前に挨拶回りをするようにしましょう。
挨拶を行う時は、最低でも左右3軒ずつ、向かい3軒、裏手3軒は挨拶を行うようにしましょう。
営業担当者や施工責任者と一緒に挨拶回りを行い、どれくらい工事がかかるのか、強い音が発生しやすい時期なども説明し、あとは連絡先が載っている簡単な工程表を渡すとスムーズに挨拶を済ませることができます。
施工会社では社名が入ったタオルを用意してくれており、それを挨拶回りの時に渡していくのですが、それとは別に施主も相場1000円程の菓子折りなどを用意しておくと良いです。
■地鎮祭や地縄張りに立ち会う
工事開始の直前に、地鎮祭や地縄張りが基本的に行われています。
三重県の地域によって異なるかもしれませんが、こうしたものには必ず立ち会うようにしましょう。
地縄張りでは建物の外周に沿ってビニール紐を張っていきます。
駐車スペースの確認や道路とどれくらいの距離になるのかなどをチェックできるので、直接出向くことが大切です。
また、地鎮祭も施工担当者と施主の初めての顔合わせになるケースが多いため、なるべく出席するようにしましょう。
ちなみに地鎮祭は施工会社が全て手配してくれる場合もありますが、自ら近所にある神社の神主さんにお願いして地鎮祭を執り行ってもらうこともできます。