吹き抜け

憧れの吹き抜け、実は様々な問題点があった?!

投稿日:2017年3月14日 更新日:

テスト

1階と2階の空間をつなげる吹き抜けは、天井が高く感じられることで家の中に開放感が生まれて、体感として広い印象を与えてくれます
そんな吹き抜けは憧れとして不動産やマイホームに採用される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
吹き抜けにはメリットがある反面、デメリットな部分もあるので注意しましょう。

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■吹き抜けによるメリット

吹き抜けを作ることによって日中の太陽光が入りやすくなり、1階まで採光を取ることができます。
また、1階に親がいて2階で子どもが遊んでいる場合は子どもに声がかけやすくなり、コミュニケーションも1階と2階で取りやすくなります。
このようなメリットがあることから、吹き抜けを作ろうと考える方も多いのです。

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■吹き抜けによるデメリット

では、吹き抜けのデメリットとはどういったものがあるのでしょう。
まず1階が寒くなりやすいという問題点があります。
基本的に空気は暖まると上へ、冷たくなると下へ行くのですが、吹き抜けにしていることで2階の冷たい空気まで1階に下がってきてしまい、さらに部屋の中を暖めようと暖房器具を使用しても、吹き抜けがある分空間が広くなりきちんと暖まるまでにはかなりの時間を有してしまいます。
ですから1階は寒くなりやすく、暖まりにくい環境となってしまいがちなのです。
他にも1階や2階の音が別階に響きやすいという問題もあります。

■問題をクリアする吹き抜けづくり

様々な問題点が見られましたが、だからといって吹き抜けがダメというわけではありません。
むしろ、現在では吹き抜けの問題点を解消するための工夫がたくさん行われています。
例えば寒さの問題ですが、暖房器具ではなく床暖房を入れることによって足元の寒さを解消し、さらにガス温風機も設置すれば吹き抜けがあっても寒さを和らげることが可能です。
また、吹き抜けがある部分を2階の廊下やユーティリティのところに作り、コミュニケーションできる部分は残しつつ2階の部屋に1階の音が響かないようにしています。
このような工夫を持つことで、住みやすい環境で憧れの吹き抜けを実現することができるのです。

吹き抜けがある家に憧れても、それが実際の生活環境に合わなければ作っても意味がありません。
ただ、家づくりにおいて最も重視すべき生活しやすい環境づくりと吹き抜けをマッチングさせることは可能なので、もし三重県の星見ヶ岡で吹き抜けを作りたいという場合は、設計士と相談し、生活しやすさとの兼ね合いをした上で検討してみましょう。

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