欠陥工事について

欠陥や手抜き工事を防ぐには?自分でできる現場チェックが大切

投稿日:2017年3月13日 更新日:

テスト

「欠陥」という言葉をよく耳にしますが、これは法律など決められた言葉ではないことをご存じでしょうか。
似た言葉で不具合や瑕疵(かし)という表現もありますが、これらの言葉をきちんと理解できていると、そもそもどんな家を欠陥住宅というのかが見えてくるでしょう。
家を作る際には坪単価や住宅建設費用ばかりに目がいってしまいがちです。
ここでは、三重県・鈴鹿市での住まいの家づくりの施工不良について詳しくご説明します。

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■どうして不具合がおきるの?

不具合が起きてしまう原因は何だと思いますか?
これは施工不良(未熟な技術、知識不足)によって発生してしまうものです。
これを防ぐために工事監理という第三者のチェックが入るのですが、建て主ご本人が実際に現場に足を踏み入れて、確実に行われているか見極めることも大切になってきます。

■工事現場でチェックできる12項目

1.地盤調査
どの家でも着工前には必ず地盤調査が行われます。
N値という数値が3を下回る場合は地盤に問題ありの表示です。

2.鉄筋の基礎(コーナー部分)の処理
地震や力の負荷が一番かかりやすい場所(鉄筋コーナー部分)が綺麗に処理されているか。

3.コンクリートの厚さ
基礎部分(コンクリート)の厚さが図面に書かれた通りになっているか。
スペーサ(鉄筋を持ちあげている金物)の高さが6メートル以上あるか。

4.コンクリートの型枠が外れた後の仕上がりを確認する。

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5.基礎と土台(柱)の接合部がしっかり金物で取り付けられているか。

6.床束(床下を支える樹脂製など)と床下のコンクリートがしっかり接着剤で固定されているか。

7.地面から1メートルまでの場所にどのように防蟻処理が行われているか。

8.屋根の骨組みにある振れ止めがしっかりされているか現場で直接聞いてみる。
(これは建築基準法で義務付けされているものです。)

9.断熱材がきちんと埋め込まれているか
(室内の湿気で柱部分も濡れないように、防湿シートを覆うこともあります。)

10.開口部の防水処理
窓や開口部は雨漏りが発生しやすい場所のため、防水テープや防水シートなどが取り付けられているか。

11.内装・外装の仕上がり
仕上げの状態をチェックするのは困難なので、床にきしみがないか、扉の開け閉めなどをして確認してみる。

12.職人さんのマナー
建築に関しては専門的なことが多いので、現場に行ってもよくわからないこともあるでしょう。
しかし、現場の掃除や管理が行き届いているかは誰が見てもわかります。
しっかりモラルを持った職人さんであれば、現場状況も綺麗で丁寧な作業が行われているでしょう。

このように家が完成してからでは見ることができない工程がたくさんあるので、手抜き工事を見逃さないよう実際に不動産屋や現場に行ってチェックしてみましょう。
ハウスメーカーや不動産業者などに相談するのも良いでしょう。

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