部屋の名称にこだわらずどんな空間にしたいが重要
間取りづくりでは、リビングやダイニングなどの固定観念から一度離れてみましょう。
「家族との憩いの空間」「友人がたくさん集まれる場所」など、その空間で何をしたいのか、大まかなゾーンで考えることが良い間取づくりのポイントです。
そして、次にキッチンなど水回りの音やにおいが部屋に伝わってしまうことを考慮するために、家事や来客者側のイメージをすると、どのように設置したら良いのか掴むことができます。
さらに、部屋ごとに収納したいものや家具などを考え、ドアや窓の位置、そしてその大きさという手順で考えると効率が良いです。
しかし、手順どおりに間取りを考えても、敷地での制約や予算の都合もあるため、全ての希望を満たした間取りにすることが難しいと言えます。
家族と相談して希望の優先順位を作り、その順位の高い部分を特に考慮してもらうように建築会社と相談しましょう。
優先順位から間取りを考えれば、納得にいくマイホームを完成させることができます。
せっかく家を建てるなら長期優良住宅を目指しましょう。
設備や部材の情報収集も必須
設備や部材は新築全体の費用に大きく関わります。
ですので、「細かいことは後回し」などせずに、情報誌やネットを参考に早めの情報収集が得策です。
そして、得た情報から外見や機能性で使いたいものがあれば、工務店の概算見積もりの時に必ず伝えましょう。
また、特別に希望商品がない設備や部材については、どのグレードのものが良いのか、そして費用にはどれだけ影響するのかなども明確にしておくと安心です。
特にキッチンスペースや浴室サイズなど、水回りに関する設備の変更は、他の部分に大きく影響があります。
間取りの大幅な設計変更になることもあるので、じっくり検討しましょう。
商品選びに迷った時は、設備メーカーで行われているショールームに行き、実物の質感などを確認しておくのも役に立つのでおすすめです。
省エネ住宅ポイント制度について
2015年2月7月以降から、新築の工事請負契約を結んだ場合に「省エネ住宅ポイント制度」を利用することができます。
この制度は、一定基準以上の省エネ性能が備わった家を建てると、30万円相当のポイントが貯まる制度です。
このポイントは省エネ商品や商品券などの景品と交換でき、他にはリフォーム工事費用にも使うことができます。
省エネ住宅は、夏や冬でも暮らしの快適度を上げ、光熱費も大幅に抑える効果にも期待できるため、注目を浴びているので、ぜひ三重県にお住まいの方も検討してみたはいかがでしょうか。